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Dancemania BIRTHDAY -21st ANNIVERSARY- 参加レポート

2016年4月10日、盛況で幕を閉じたDancemania BIRTHDAYから一年、なんとリバイバル。
(去年の記事はこちらです/ Dancemania BIRTHDAY 参加レポート http://monoglider.blog22.fc2.com/blog-entry-1150.html )

4ヶ月前に開催されたDancemania PARTYはさすがにスケジュールとして厳しく行けずじまいになり、
今回も行けるかどうか…と悩んでいたところに突如届いたフライヤー。
となると、今回も行くしか、ということで便の手配をしたのでした。

2017年4月9日。
今年は山を抜け関東平野が見えてくると霧に包まれていました。
ただ、車窓から見える桜はどこも満開でした。

今年も舞台はクラブハウス浅草Stella。
東京メトロ銀座線に乗り、最寄は田原町。今年は霧雨雨模様。

今回は場所を覚えていたこともあり、やや余裕ある入場に。
とはいえ、去年と違い開始が1時間早まり13時になっており、やや焦りはしました。
開場待ちにふと横を通り過ぎる方が…声をかける間もなく、今回のスペシャルゲストの方でした。

入場手続きを済ませて入るや否やX-Treme "Wonderland (UKS Mix)"がお出迎え。
ドリンクオーダーもおぼつかない内に始まった流れを追うように、
頼んだドリンクをすぐに飲み干して、人もまだまばらなフロアに足を踏み入れます。

フロアの隅には去年と同じくDancemaniaシリーズと関連作品のメディア展示があり、
数百枚のCDがぎっしり敷き詰められているさまは壮観でした。


今回のVJは前回ユーロダンスPVを大量に扱ったchikuwanさんに加え、
幾何学的な3Dループムービーを扱うまぐかべさんが参入。
位置も今回はブースの左手(DJ目線では右手)に移動していました。

以下今回の流れ。(見出しDJ名は敬称略)

1.Anvil
先述の通り開幕はX-Treme "Wonderland (UKS Mix)"から、Cydney D "Club Tropicana"、
4 Reeel "Highs Off U (Scorccio XY Mix)"とDDR系でつかみはバッチリ。

ここからUltimate Heights "Disco High (Scorccio Mix)"を皮切りに、
JS16 "Stomp To My Beat"やCaptain Funk "Bustin' Loose"など、
ビッグビート・テクノを中心にした流れが続きます。
大音量のBrock Landers "S.M.D.U."やS & K "Get Up'n Move"は迫力のベース。

そしてPete Shelley "Telephone Operator (Tony Castle Mobile Mix)"を転換点として、
DJ Miko "My Sharona"、DJ Bobo "Freedom"、Slip & Shuffle ft. Leoni "High Energy (John 'OO' Fleming Mix)"とユーロダンス方面に切り替わってバトンタッチ。


2.DJ mAsa
イントロはきらびやかなシンセとあのストリングスフレーズ、
Pet Shop Boys "New York City Boy (The Almighty Definitive Mix)"からスタート。

序盤はFaye Wong "Separate Ways (Almighty Mix)"や、
2 Unlimited "Tribal Dance (Almighty Mix)などAlmighty系が多め。

中盤以降はKoko "Open Your Eyes"を皮切りにユーロダンスがメインに。
Hit 'N' Hide "Book Of Love"やPapaya "Pink Dinosaur"などで歓声が上がっていました。
Tess "One Love"やDaycee "Keep The Secret"などここでしか踊れそうもないレアなトラックもあり。

さらにDancemania未収録の別バージョンがいくつか混ざっており、先述の"Book Of Love"もその一つ。
Captain Jack "Dream A Dream"のリミックスはキックが強烈に響くハードなバージョンでした。


3.kazpulse
事情により順番が前後しています。

イントロが強烈なKyrie Minogue "Your Disco Needs You (UK Almighty Remix)"からスタート。
Cut 'N' Move "I'm Alive"から明るめな曲の流れが続き、
Ni-Ni "1, 2, 3, 4, 0 0 7"からのStep "5, 6, 7, 8"への流れでは、タイトルつながりに思わず笑い声が。

グッとテンポを落としてE-Rotic "Help Me Dr.Dick"、そしてソウル系パーティラップへ。
Bus Stop ft. Carl Douglas "Kung Fu Fighting"では合いの手でのやり取りが楽しく。

Felicidad "Dam Dam Deo"から徐々に上げて、Funky Diamonds "Get It On"からHi-Rise "I Believe In Miracles (The Lisa Marie Experience Mix)"などディスコポップ、
さらにJT Playaz "Let's Get Down (Scorccio Mix)"などハウス系パーティラップにつなげてCaptain Jack "Centerfold (130bpm Move It Remix)"、Rednex "Cotton Eye Joe"と、
明るく軽いノリが続きました。


4.StackStorm
今回はタイトルコールを交えてのDJ。
始まりは誰もが聞いたことのある大ヒットPet Shop Boys "Go West"から、
曲の切り替わりでアーティスト名とタイトルを順に紹介していくものでした。

EXTRAやDELUXシリーズあたりからがメインで、メジャーどころはしっかり抑えつつ、
Sister Queen "Saturday Every Man A Queen"やMartine McCutcheon "On The Radio (Almighty Mix)"などところどころ渋めのダンスナンバーを挟むスタイル。

The Olivia Project "Have You Never Been Mellow (KCP Remix)"、DJ Milano ft. Samantha Fox "Santa Maria"、Bus Stop "Jump"など、
イントロからグッとフロアを惹きつける曲が多かったように思います。
Bellini "Samba De Janeiro"もやっぱりかかると盛り上がりますね。

特に終盤3曲、Missing Heart "Moonlight Shadow"、Joga "Dam Dariram"、E-Rotic "Willy Use A Billy...Boy"での熱は圧巻でした。
どの曲も大合唱でフロアが満たされていました。


5.松本みつぐ
X-Treme "That's The Way '97"を挟みつつ、今回のスペシャルゲストの登場。
多くのDancemaniaのNonstop Megamixを手がけた松本みつぐ氏、そのひとによるDJとありフロアは満員。
どうなるんだろう?と思ったらMCが始まりました。

そしてかかったのはなんといきなりKing Kong & D.Jungle Girls "Boom Boom Dollar (Red Monster Mix)"!
曲をかけながらものすごい勢いでMCを挟みまくってフロアを煽る!
サビでは巨大手袋を取り出してフロアと一緒に手を振る!フロア歌う!
歌うと分かるや否や次のサビではフェーダー切って歌声だけでフロアが響く!

圧倒的な熱気。ただただすごかった。こういうDJもあるんだという驚きも含めて。

このあとに続くMichael Fortunati "Give Me Up"や、Kyrie Minogue "I Should Be So Lucky"などでもフロアに歌声が止まず。
80'sな選曲なのかなと思いきやMisa "Banzai (Apogeous Mix)"、Me & My "Dub I Dub"、Abbacadabra "Dancing Queen (Millenium Mix)"とDancemaniaの定番を交えたり、
2 Unlimited "Twilight Zone"やRozalla "Everybody's Free"などデステクノ・テクノハウスの定番が現れたり。

また飛び道具※も多く、最新のヒットが現れたりと、かなりオーバージャンルな選曲でした。とはいえ、80'sのハイエナジーヒットがやや多めだった印象です。
もちろんSmile.dk "Butterfly"もその中に入っていました。

印象的だったのはDJの煽りとフロアが歌いっぱなしだったこと。
このプレイが後のフロアの流れにも影響を与えていたことは間違いないと思います。


ex.プレゼントコーナー
気の抜けたトランペットのイントロ。
Andy G's Magic Disco Machine "Gotcha (The Theme from Starsky & Hutch)"をバックに、幕間のプレゼントコーナーということで、
プレゼントのために特別に用意された○×クイズが行われました。

余談ですが、今回のイベントではフリーペーパーが配布されており、
私はそこにコラムとクイズを寄稿させていただきました。
ただ、このプレゼントコーナーのクイズには関与していません。


6.Hyuji
StackStorm氏と同じく、タイトルコールをするスタイルでのDJ。
気になる初手は…なんとSuper Bell"z "Motor Man (秋葉原~南浦和 Bass Mix)"!?
めくるめくメドレーから高速に入ったところで4つ打ちに移行し、ここからスピードダンスがかなりテンポ早めでラッシュします。

Speedmaster ft. Angelica "I Love Your Smile"からのSpeedmaster "London Bridge (Speed Version)"でいきなりフロアは絶頂。
Koko "Getaway"、Beat Box ft. DJ Speedo "Let's Groove"、DJ Speedo "September"のEW&Fネタ3連続や、
Michael Fortunati "Give Me Up (Happy Grandale Mix)"からPapaya "Hero (Happy Grandale Mix)"のMix名つなぎなど小ネタがちらほら。

スピードユーロカバーとリミックスが今回のジャンルのようで、
Naoki "Brilliant 2U (K.O.G G3 Mix)"でJump! Jump! Jump!したり、Barbie Young "Cartoon Heroes (Speedy Mix)"で大合唱したりと、
超早いながらもグルーヴィーな展開でした。


7.明日香
好きすぎて今日のDJを楽しみにしていた、という今回のゲストDJ。
曲に乗せてとても楽しそうにDJされている姿が印象的でした。

超早い流れからフツーに早い流れに戻すFrankieのHi!のコール。
Captain Jack "Drill Instructor (C-Jah Happy Mix)"でスタートです。

序盤~中盤はスピードユーロダンスと(スピード)ユーロビートが中心。
終盤は少しテンポを落としてやや早めのユーロダンスでした。

Captain Jackの初期の曲は前回も非常に盛り上がりました。それはもちろん今回も遺憾なく発揮。
呼びかけがあって、フロアがそれに応える、というスタイルは人気が高く、
このあと"Captain Jack (Grandale Remix)"、"Together And Forever"も流れますが同様に抜群の一体感を見せました。

序盤ではJenny Rom vs Zippers "Waka Laka (E=MC2 Mix)"やJudy Crystal "Jumping To Heaven"、Jennifer "If You Were Here (B4 Za Beat Mix)などポップな路線で攻め、
さらにbpmを高めてDJ Speedo ft. Wildside "Asereje (Speed Mix)"、CJ Crew feat. Giorgio "Livin' La Vida Loca"でブースト。
bpmを落としますがLoud Force、Captain Jack、Bus Stopとコールが楽しい曲が続きます。

そして〆にはSmile.dk "Domo Domo Domo"で「今日も今日も、楽しい!」とトリに繋がります。

8.B
今回もラストはオールジャンル、ただ今回はDDR収録曲がメインとのこと。

流れてきたイントロはWho's That Girl "Holiday (Definitive Mix)"。
からのKate Project "If You Can Say Goodbye (Factory Team Mix)"、Kyrie Minogue "Love At First Sight (Twin Masterplan Mix)"とメロウなダンスナンバーが先行。

アッパーなハウス、バブルガムダンス、ユーロダンス、ユーロビート、スピードユーロダンスと徐々にテンションが上がっていきます。
バブルガムからユーロへと動いていく途中フロアに突如差し込まれたLange ft. Skye "Drifing Away"で個人的に昇天。

単にDDRに収録されていた曲、というわけではなく、
Creamy "I Do I Do I Do"はRed Monster KH-R Remixだったり、
「これはかけたかった」というSmile.dk "Butterfly"も別Mixで流れました。

Joe Rinoie "Synchronized Love (Red Monster Mix)"からのユーロビートでの盛り上げでフロアの熱狂が加速。
Melissa "Fantasy"からの煽りと繋がるJenny Rom "Senorita (Speedy Mix)"、King Kong & D.Jungle Girls "Boom Boom Dollar (K.O.G G3 Mix)でテンションが最高潮に。

そしてBang! "Shooting Star (Euro Mix)"で合唱ときて、
オオトリはなんとウルフルズ "明日があるさ (Hyper Dance Mix)"でハッピーに。
長いようであっという間でした。


今回は松本氏の影響もあったのか、ブース側はMC等での煽りが前回より多く見受けられたのと、
フロア側では曲を「歌う」シーンが比較的多く見受けられたような印象がありました。
Dancemaniaは歌って踊れるコンピなので歌ってナンボという面もありますが、一体感がこう、ヤミツキになる感じで。

あと今回は比較的日本語曲がよく出てきたような気がします。
Dancemaniaに日本語曲入った曲って終盤くらいにしかほとんどないと思うんですが、
この日だけでSeparate WaysにBanzaiにMotor ManにDomo Domo Domoに明日があるさと飛び道具※を除いても、それなりに。

とはいえ、今回も150曲くらい流れてるはずなんですが、
あの曲この曲出てきてないし、扱ってない方面もあるのにほとんど曲かぶりもなかったわけで、
前回同様、定番曲がある一方で、幅の広さ懐の深さを意識せざるを得ないDancemaniaでありました。


本レポートは以上です。

今年も去年同様、心底楽しませていただきました。終始笑顔でした。
主催者、DJおよびVJの方々、浅草Stellaの皆様と参加されていた方すべてに感謝を捧げるとともに、
参加された方々がこのイベントで多かれ少なかれ良い思い出を残しておられればいいな、と願っています。


※飛び道具…今回はintercord Japan/i-danceのアルバム収録外の曲を指します
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DancemaniaQの話

2016年7月、Twitterでの私個人のアカウントで、毎日21時にDancemaniaに関するクイズを出題していました。
ハッシュタグとして #DancemaniaQ をとりつけ、Twitterの投票機能を利用して閲覧した方にも参加いただけるようにして。
翌日の21時に解答と、次の出題を行う、というサイクルを繰り返していました。

参加された方々にはこの場を借りてお礼申し上げます。

さて、なぜこのタイミングでクイズを?というところから始めましょう。


1)動機
きっかけはTwitter上で大きく宣伝されていたクラブイベント、Dancemania BIRTHDAYその宣伝そのものです。
Dancemaniaが20周年を迎えます。宣伝では、そう伝えられていました。

20周年。彼らには集めた音源と、DJという技術がありました。
では私には?集めたCDと、それらに関する知識はありますが、それだけ。
それらを使って、何かできないのか?私では、誰かを楽しませることはできないのか?

それで、いくつか考えていたことはありました。そのうちの一つが、クイズです。

ずいぶんと昔、CLUB Dancemaniaというコミュニティサイトがあった時代に、
cgiを使ったお遊びというのがたくさんありました。その中の一つに、クイズがあったんです。
当時のそれは、三択で連続正解数を競う、というものでした。

そしてそのクイズでは、問題を製作することもできました。
実際、私もその当時いくつか問題を製作していたこともあります。

ところで現在のTwitterには投票機能というものが追加されています。
最初は2択だけでしたが、現在は4択にまで増え、また投票期間も1日だけというものから細かく指定が可能になりました。
この機能を利用して、当時のクイズを再現できそうだ…と、ここまで思いつきました。

また、Twitterのタイムライン上で不定期にクイズの製作・出題をされる方がいらっしゃったので、
その方々に影響を受けた、ということもあります。


2)実践
実際に出題するとなると、問題を揃える必要があります。
散発的には思いつくものの、取り溜めるまでには至らないまま、4月を迎えました。
そのままDancemania BIRTHDAYにも参加し、まあいいか、と一旦はしまってしまいました。

とはいえ、思いついた散発的な問題はずっと頭をかすめ続けるもので、
それを、いつか表に出そう、というところから出してしまえ、とばかりにふとした拍子にごく軽くPostしたのが7月の頭。
そこから先は流れに任せるまま、ほぼ行き当たりばったりに記憶のたんすを開け閉めしては問題を製作していました。

問題難易度は当初は簡単な問題から難しい問題まで取り揃えるつもりでしたが、
なにせ行き当たりばったり、思いつくままに出題してみるとあまり問題の難易度に幅が出せませんでした。
ただ、あまり基礎的な内容を問う問題だと面白みがないかな、と思い多少難易度の底は上げていたつもりです。

21時に出題する、というのは当初から決めていたことでしたが、時刻を揃えられればこれは何時でも良いのです。
出題する時刻を決めておくことで、この時刻に出来事がある、ということを受け手に覚えてもらうという意味があります。
時には出先から、時には出題時刻をうっかり忘れるなどしましたが、1ヶ月間ほぼ定時に出題させていただきました。

日時を併記したのは、これは突発的な思い付きでしたが、
見返してみると、問題と解答の組み合わせがきちんとあとから見ても明確に判るようになっていて、
思いつきのなかではうまく行ったかな、と思っています。

#DancemaniaQ というハッシュタグも、思いつきで取り付けたものでしたが、
これもいざ付いたものを見ると、maniacといい感じに掛けことばになっていて、
なかなかうまくハマったな、と思っています。

これを #ダンスマニアクイズ にすれば2文字削減できたな、とか思ったんですが、
やってしまったものはしょうがないので。


3)課題
きちんと準備をすれば、なにせ100枚以上もあるシリーズです、
月ごとにゆかりのあるCDからも出題ができますし、問題製作には事欠かないはずでした。

なにより、自分で決めた定時出題が逆にネックになってしまいました。
これは企画時には予約投稿やbot投稿などを利用する予定でした。
それにより出題の際の負担が減らせるはずでした。

それらの準備を怠ったために、徐々に運営に暗雲が立ち込め、
負担感が大きくなったために、一旦連続出題は取りやめよう、という運びになりました。
行き当たりばったりに始めると、物事が立ち行かなくなるという、その一例として。


以上が7月に行われていたDancemaniaQの顛末です。あまりいい話にはなりませんでした。
20周年である今年度中に何かやりたいな、ということ自体は叶えられたので(些か傲慢ですが)満足しています。

とはいえ、DancemaniaQは終えたわけではありません。
実践を通して運営上どんな問題点があるか、7月はそれを洗い出した期間です。
それが生かされるかはまた別の話です。

出題自体も終えたわけではありませんからね。
連続出題自体は疲れてしまいましたが、先に申し上げたとおり、ネタはたくさんあります。
それはまた、折を見て、余裕があれば。

DDRの版権曲はどこへ向かうのか

Dancemaniaを版権のメインとした最後の作品であるSuperNOVAが稼動したのが10年前の7月。
Dancemaniaの集大成ともいえるTREASUREのリリースも10年前、8月のことでした。
10年が経とうとしています。

10年前、あの頃は世界は輝いていた。なんて歌っていた"ロンドンは夜8時"も、
この間、最新のDDRではプレイできなくなりました。

今月末(2016/05)、DDR2013までの版権のほとんどが収録を終える、という告知がなされました。
関連して、今回はDDRの版権についての話です。


SuperNOVA以降の版権曲は、ひとえにDancemania版権をいかに脱却するか、
そしてどういった層に働きかけるか、についての挑戦が続いていたものと察せられます。

SuperNOVA2やXでは洋楽版権を違った角度から求めており、
ロックやR&Bなど、これまでにないジャンルからも集められていました。

またX以降は邦楽版権も見られるようになり、
Xは多様な方向性でしたが、X2ではダンスミュージックをメインとして懐かしいJ-popを取り入れ、
X3や2013ではアニメの主題歌なども積極的に入れられるようになりました。


では、改めて、版権曲は何のために存在するのか。

DDRが始まった当初は、版権曲がメインでした。
版権曲をプレイする、それでは物足りない「ゲーム性」を求める層のために、
あるいは版権曲では足りない要素を補うために、コナミ側で曲が用意されていたものです。

時代は変わり、「ゲーム性」を求める層がメインになると、
新規を開拓する必要が出てくるわけです。
すると、版権曲に求められるものは「知っている曲」となります。

最近までButterflyやDub-I-Dubが残存していた理由のひとつと考えられるものです。

「知っている曲」を足がかりに、ゲームに慣れて世界を広げていってもらう。
こんにちの版権は、そのような役割にあると考えられます。


さて、ひるがえってどうでしょう。
Dancemania版権を脱却しようとしたそのあとで、その試みはうまくいったのでしょうか。
この10年間、版権曲はよくプレイされていたでしょうか。

私の周りでは、ですが。
SuperNOVAではCENTERFOLDとGOLDEN SKYあたりはよくプレイされていた記憶があります。
SuperNOVA2ではよくプレイされていたのはANGELUSくらいでした。

XではポリリズムとKOKO SOKOをよくプレイされていた印象です。
X2ではonly my railgunはよくプレイされているのを聞きました。
X3は隠しではない新規の6曲はどれも比較的プレイされていた印象です。

2013はウッーウッーウマウマはよく聞きました。

逆に言うと、それ以外はさっぱりです。
新規の版権では、1,2曲当たりがあるくらいが普通、という印象です。X3は珍しく大当たり。

洋楽版権を入れればいいのか、についてはSuperNOVA2~X2がその結果です。
では邦楽版権がいいのか、についてはX~2013が示しています。
ただ単にアニメソングでいいのか、については2013が教えてくれました。

版権というだけあっていくぶん版元に支払うものがあるのでしょうから、これでは赤字続きですよね。
そこまで見返りのないものに予算を割けない、という方向になっても不思議ではありません。


とはいえ、先述の私が見た状況から、XとX2では意図的に復活Dancemania版権を除きはしました。
復活版権、一応人気ではありましたが、それも過去の威光を利用していたと言わざるを得ません。

Dancemania版権であればいいという時代ではない。ブーム自体は3rdMIXで沈静化していました。
SuperNOVAの版権ではそれほど活気が見受けられなかったのも、その印象を裏付けるものです。
XとX2では人気のある2ndMIXや3rdMIXの楽曲がはじめから目につくところにあったからこそ、懐かしさから選ぶ人もいたということ。

それは対比として、X3のデフォルトで2ndMIX曲がなく、全解禁のタイミングで解放されたところで、
2ndMIX楽曲を楽しまれる方があまり見られなかった点からもうかがえます。
(この点は解禁が遅かったことからインカムに結びつくのがそれだけ遅くなったという視点もあります)

それもずいぶんと無理をされたのか、2013では2ndMIXモードの復活版権はほとんど消えてしまいました。
残った4曲も、今までよく残してもらえていたなという印象でしかありません。


しかし、この10年間に収録された版権曲の方向性が正しかったのか、については疑問はあります。
対照的に版権ではありませんが、版権によく似たMermaid girlやDin Don Danがなぜもてはやされたのか、について、
Dancemania版権でなくともキャッチーでポップなダンス楽曲であれば良かったのではないか、とも思えるのです。

それをSuperNOVA2以後のDDRの版権曲ではほとんど提供できていなかったのではないか、と見ることもできます。
fripsideの2曲が残るのは、その面からの強さもあるのかもしれません。

キャッチーなダンス楽曲が見受けられたにもかかわらずユーザー側から否定されたU.M.U.版権も、
国内では有名でキャッチーなはずのChoo Choo TRAINがあまりプレイされていなかった様子からも、
版権曲の方向性を見定めるうえではひとつの判断材料になると見ることもできます。


少なくとも、私が見てきたこの10年のDDRでは、
版権曲よりも他機種からの移植曲のほうが、ずっともてはやされていました。
SuperNOVAよりも前、EXTREMEくらいから、既に「知っている曲」の軸は変わっていました。

ならば、他機種からキャッチーなダンス楽曲を移植するというも、ひとつの答えなのかもしれません。
今作でのbass 2 bassや朧、Ha・lle・lu・jahなどはその一環でしょう。
コンセプトの一つにも移植曲は挙げられています。


新しいDDRの版権曲は、他機種の傾向に足並みを揃えるように、ボーカロイド楽曲やいわゆる東方曲を主軸に置くようです。
私はあまり知っている曲はありませんが、私より一回りくらい若い世代にはよく知られている楽曲が多いようです。
既に新規ではない、ターゲットの外に出てずいぶん経った、それくらいの自覚は、あります。

そのうえで、現在収録に踏み切ったそれらの楽曲の方向性がどの程度効果を得られるか、については興味があります。
この先も版権曲の追加があるかはわかりませんが、それらを含めて、ちゃんとたくさん遊んでもらえるか。
これからの版権曲は、そこにかかっています。
 

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