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DDRの版権曲はどこへ向かうのか

Dancemaniaを版権のメインとした最後の作品であるSuperNOVAが稼動したのが10年前の7月。
Dancemaniaの集大成ともいえるTREASUREのリリースも10年前、8月のことでした。
10年が経とうとしています。

10年前、あの頃は世界は輝いていた。なんて歌っていた"ロンドンは夜8時"も、
この間、最新のDDRではプレイできなくなりました。

今月末(2016/05)、DDR2013までの版権のほとんどが収録を終える、という告知がなされました。
関連して、今回はDDRの版権についての話です。


SuperNOVA以降の版権曲は、ひとえにDancemania版権をいかに脱却するか、
そしてどういった層に働きかけるか、についての挑戦が続いていたものと察せられます。

SuperNOVA2やXでは洋楽版権を違った角度から求めており、
ロックやR&Bなど、これまでにないジャンルからも集められていました。

またX以降は邦楽版権も見られるようになり、
Xは多様な方向性でしたが、X2ではダンスミュージックをメインとして懐かしいJ-popを取り入れ、
X3や2013ではアニメの主題歌なども積極的に入れられるようになりました。


では、改めて、版権曲は何のために存在するのか。

DDRが始まった当初は、版権曲がメインでした。
版権曲をプレイする、それでは物足りない「ゲーム性」を求める層のために、
あるいは版権曲では足りない要素を補うために、コナミ側で曲が用意されていたものです。

時代は変わり、「ゲーム性」を求める層がメインになると、
新規を開拓する必要が出てくるわけです。
すると、版権曲に求められるものは「知っている曲」となります。

最近までButterflyやDub-I-Dubが残存していた理由のひとつと考えられるものです。

「知っている曲」を足がかりに、ゲームに慣れて世界を広げていってもらう。
こんにちの版権は、そのような役割にあると考えられます。


さて、ひるがえってどうでしょう。
Dancemania版権を脱却しようとしたそのあとで、その試みはうまくいったのでしょうか。
この10年間、版権曲はよくプレイされていたでしょうか。

私の周りでは、ですが。
SuperNOVAではCENTERFOLDとGOLDEN SKYあたりはよくプレイされていた記憶があります。
SuperNOVA2ではよくプレイされていたのはANGELUSくらいでした。

XではポリリズムとKOKO SOKOをよくプレイされていた印象です。
X2ではonly my railgunはよくプレイされているのを聞きました。
X3は隠しではない新規の6曲はどれも比較的プレイされていた印象です。

2013はウッーウッーウマウマはよく聞きました。

逆に言うと、それ以外はさっぱりです。
新規の版権では、1,2曲当たりがあるくらいが普通、という印象です。X3は珍しく大当たり。

洋楽版権を入れればいいのか、についてはSuperNOVA2~X2がその結果です。
では邦楽版権がいいのか、についてはX~2013が示しています。
ただ単にアニメソングでいいのか、については2013が教えてくれました。

版権というだけあっていくぶん版元に支払うものがあるのでしょうから、これでは赤字続きですよね。
そこまで見返りのないものに予算を割けない、という方向になっても不思議ではありません。


とはいえ、先述の私が見た状況から、XとX2では意図的に復活Dancemania版権を除きはしました。
復活版権、一応人気ではありましたが、それも過去の威光を利用していたと言わざるを得ません。

Dancemania版権であればいいという時代ではない。ブーム自体は3rdMIXで沈静化していました。
SuperNOVAの版権ではそれほど活気が見受けられなかったのも、その印象を裏付けるものです。
XとX2では人気のある2ndMIXや3rdMIXの楽曲がはじめから目につくところにあったからこそ、懐かしさから選ぶ人もいたということ。

それは対比として、X3のデフォルトで2ndMIX曲がなく、全解禁のタイミングで解放されたところで、
2ndMIX楽曲を楽しまれる方があまり見られなかった点からもうかがえます。
(この点は解禁が遅かったことからインカムに結びつくのがそれだけ遅くなったという視点もあります)

それもずいぶんと無理をされたのか、2013では2ndMIXモードの復活版権はほとんど消えてしまいました。
残った4曲も、今までよく残してもらえていたなという印象でしかありません。


しかし、この10年間に収録された版権曲の方向性が正しかったのか、については疑問はあります。
対照的に版権ではありませんが、版権によく似たMermaid girlやDin Don Danがなぜもてはやされたのか、について、
Dancemania版権でなくともキャッチーでポップなダンス楽曲であれば良かったのではないか、とも思えるのです。

それをSuperNOVA2以後のDDRの版権曲ではほとんど提供できていなかったのではないか、と見ることもできます。
fripsideの2曲が残るのは、その面からの強さもあるのかもしれません。

キャッチーなダンス楽曲が見受けられたにもかかわらずユーザー側から否定されたU.M.U.版権も、
国内では有名でキャッチーなはずのChoo Choo TRAINがあまりプレイされていなかった様子からも、
版権曲の方向性を見定めるうえではひとつの判断材料になると見ることもできます。


少なくとも、私が見てきたこの10年のDDRでは、
版権曲よりも他機種からの移植曲のほうが、ずっともてはやされていました。
SuperNOVAよりも前、EXTREMEくらいから、既に「知っている曲」の軸は変わっていました。

ならば、他機種からキャッチーなダンス楽曲を移植するというも、ひとつの答えなのかもしれません。
今作でのbass 2 bassや朧、Ha・lle・lu・jahなどはその一環でしょう。
コンセプトの一つにも移植曲は挙げられています。


新しいDDRの版権曲は、他機種の傾向に足並みを揃えるように、ボーカロイド楽曲やいわゆる東方曲を主軸に置くようです。
私はあまり知っている曲はありませんが、私より一回りくらい若い世代にはよく知られている楽曲が多いようです。
既に新規ではない、ターゲットの外に出てずいぶん経った、それくらいの自覚は、あります。

そのうえで、現在収録に踏み切ったそれらの楽曲の方向性がどの程度効果を得られるか、については興味があります。
この先も版権曲の追加があるかはわかりませんが、それらを含めて、ちゃんとたくさん遊んでもらえるか。
これからの版権曲は、そこにかかっています。
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